社員を知る

自分の裁量で仕事ができ、
研究者としての生き方もできる。

M.Tさん

医薬・化成品事業部 生物工学研究室
2017年入社
専攻分野:バイオサイエンス系修了

遺伝子組み換えが認められている医薬品や化学メーカーへ就活。視野を広げて食品添加物系でヤマサ醤油と出会い、食品よりも自由度が高そうな医薬・化成品事業部を志望。

生物工学研究室では微生物の代謝や酵素などを使用して核酸関連化合物を製造するという研究をしています。また、生産技術開発も行っており、研究と開発の両方を行う部署です。事業としてメリットがあるかは重要ですが、自分のやりたい研究が業務と並行でき、研究者としての生き方もできます。上長との面談は、研究の進捗度合報告を含めて月に2回あり、「どんな研究をしたいか」と訊いてくれます。上長は入社後にドクターを取得したエネルギッシュな方で、こちらのモチベーションも上がります。現在、私はmRNAの原料など新規製品の製造工程構築や、製造におけるトラブル対応を主に担当しています。mRNAの原料を供給している企業は国内はもとより世界的にみても限られているので、社会貢献度を感じながら仕事をすることが増えました。

特許のデータベースに自分の名前が登録。

入社後すぐに、もともとあった製品の特許化に向けた情報収集をしました。まずは特許とは何か?というところから勉強し、社内の特許知財室ともやりとりしながら進めていきました。特許を申請する際の文書作成は難解な部分もあって大変でしたが、特許登録された際には自分の名前が入った情報が公開され、感激しました。製品化する際は他社との差別化は大きな課題であり、特許を検索することも多いので、そのデータベースに登録されたことは大きな達成感がありました。

「匠の技」を文書化しデータベース化。

ヤマサ醤油では古くから製造されている品目も多く、そういったものは報告書がなかったり、散らばって保管されていたり、資料からでは読み取れないことが多々あります。そこで各部署の人に話を聞きに行くと過去と現在の差異であったり、製造がうまくいかなかった時の対応であったり、いろいろな経験談が聞けます。こうした経験を社内では「匠の技」と呼んでいるのですが、過去の何気ない匠の対応が別の品目にも応用できることがあるため、文書化しデータベース化を進めています。

自己評価する入社後からの成長度

入社時

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  • 9

  • 10

成長を実感

成長点数:7点、理由とキッカケ

研究の経験や他部署と関わる機会から、こういった時はどうすれば良いかなど、経験値が積めています。ただ、入社後知識は増えたと感じる一方で、次々と出てくる新しい知見や技術を吸収できていないことも感じています。今後は知識のアップデートをしながら、柔軟な姿勢で仕事に臨みたいと思うため7点としました。

ある1日の流れ

  • 8:15

    出社

  • 11:00

    会議内容の議事録作成

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    実験室での実験

  • 17:05

    業務終了