社員を知る

国内営業で培った経験が
海外営業で活きている。

Y.Iさん

国際事業部 貿易課
2019年入社
専攻分野:人間情報科学科卒業

留学先で各国の学生に日本食(お好み焼き等)を振る舞って親交を深めた経験から、食は日本文化を伝えられる魅力的なツールだと実感。食品と飲料メーカーに絞り、海外営業職を志望。ヤマサ醤油でのキャリアビジョンが当時最も明確に感じられた為、入社。

貿易課では海外向け醤油・食品を中心とした製品の販売営業を行っています。アメリカとタイに現地法人、オランダに駐在事務所と海外拠点を設け、全世界を舞台に海外販路の開拓を推進しています。私は東南アジア(シンガポール・マレーシア他)と、中東諸国(UAE・トルコ他)を主に担当し、小売・レストラン・加工ユーザーなど各チャネルへのヤマサ商品の拡販に努めています。現地訪問やWEBミーティングを通じた綿密なコミュニケーションにより、現地代理店と協同する形で総合的な営業を仕掛けています。また、担当地域の中でも文化がそれぞれ違うので、規制や味の嗜好性もおのずと異なります。ハラル認証品が強く求められる国や製品の中に含まれるアルコールに強く規制がかかる国、甘い味付けが好まれる国といった様に、要求が異なる各市場の特性に合わせた柔軟性のある提案でヤマサ商品の魅力を伝えられるように挑戦を続けています。

しのぎを削った1億円以上のコンペ

海外営業は国内営業にて実績を積んでからという流れがあり、入社後約3年間はCVS(コンビニ)やスーパーをメインに中食ユーザー向け専用商品を企画・製造・販売する特販2課に在籍。配属初年度に担当企業で年間売上1億円以上の特注調味液リニューアルに伴う4社コンペを経験しました。現行はヤマサの為、取引継続はマスト。開発担当とマーケットリサーチを実施し、市場状況を確認した上で作戦会議をスタート。審査は毎週実施のため、試作・改良を繰り返し、営業と開発の上司や先輩からも協力を頂いて、防衛成功となりました。この熾烈な経験がその後の新規商品の獲得や今の自分にも繋がっていると感じています。

貿易課で気付いた国内での経験の大切さ

海外に進出している日本企業へヤマサ商品を導入する為には、現地と国内の両方向でアプローチすることも重要です。国内のヤマサの営業担当者とも協力しながら、国内の各企業の本部へ伺って商談を進めることで、現地での営業もスムーズに進みます。また、特販2課時代の取引先企業の担当者が海外事業部に異動となり、現地の駐在員を紹介頂いたこともありました。国内でのコネクションをどれだけ持っているかも海外での拡販に活きてきます。営業の基礎取得とスキルアップとしては勿論ですが、「国内担当と連動する上で前提となる社内関係構築」と「取引先とのコネクション形成」の面で海外営業の前に国内営業を経験することは必要だと実感しています。

自己評価する入社後からの成長度

入社時

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成長を実感

成長点数:8点、理由とキッカケ

入社後約3年間は尊敬できる上司や先輩から日々学び、競争力の高い業界を担当することで他社としのぎを削れるこれ以上ない成長環境でした。貿易課では国内にはない市場環境(文化・経済・商習慣)や貿易ルール(インコタームズ他)といった別の学びを得られている感覚があり、今後の期待も込めて8点としました。

ある1日の流れ

  • 8:30

    出社、メールチェック

  • 9:00

    朝会議

  • 11:00

    国内商社訪問商談

  • 12:00

    出先でランチ

  • 13:00

    メールチェック及び客先対応(規格書等)

  • 15:00

    担当国の現地代理店と国際WEBミーティング

  • 16:00

    顧客要望対応(上申書作成)

  • 17:00

    翌日以降の商談準備(資料作成等)

  • 18:00

    業務整理、社内事務作業処理

  • 19:00

    業務終了⇒友人と飲み会orジム