社員を知る

会社の未来をつくる仕事に
携わる責任と喜び

T.Nさん

営業本部 特販営業部 特販3課
2014年入社
専攻分野:食品生産科学科卒

祖父がコックだった影響で食品業界を志す。基礎調味料に興味があり、なかでも好きな醤油に携わりたかった。食品加工学を学び、祖父が好きだったヤマサ醤油を志望し入社。

入社後2年間は家庭用営業を担当し、スーパーやドラッグストアを担当していました。入社前より業務用の営業が希望だったので、入社2年目の夏に社内申告制度で現在の課を希望し、3年目より現在の課に異動しました。申告制度で若手社員の意見も聞いてくれたことに喜びを感じました。現在は業務用営業で主に食品メーカーを担当しています。既存のお客様には使用中の原料の新しい使い方や新商品の紹介、新規のお客様にも訪問し、醤油をはじめとした原料の提案に奮闘中です。

新規開拓の種はラベルにあり

新規のお客様を訪問する際は、様々な紹介もありますが、基本的には自分で開拓をします。その方法の1つが商品のラベルを見ることです。ラベルを見れば原材料や製造会社が分かり、原料に醤油が入っているならば、早速アポイントをとります。伺う前には、必ずお客様の商品を食べてから行きます。「美味しいですね!」「どうやって作っているんですか?」を自分の興味のあることから伺い、顔を覚えてもらえるように通います。すると何度か通ううちに、お困りごとをお聞きできるタイミングに出会えます。現在の課に異動となり、初めて採用して頂いたときも訪問のタイミングが良く、採用に至りました。味、香り、色や保存性等食品の生産には様々な問題を抱えていることがありますので、その課題を一緒に共有し、解決していきたいと日々努めています。

大きなプロジェクトに携わる責任と喜び

社内で製造したことがなく、初めて製造する商品の開発プロジェクトの一員に参加させて頂きました。長くお世話になっている企業をたまたま私が担当していただけですが、ちょうど大きな仕事を頂くタイミングとなり、今までのヤマサにはなかった商品を創り出すプロジェクトが発足しました。わからないことだらけでしたが、上司が一緒になって奮闘してくれ、商品になったときは涙が出るくらい嬉しいものでした。国内の醤油メーカーの全体の出荷量は年々減少しています。醤油の販売は家業なので最重要ですが、醤油以外の製品でもお客様のニーズにどう応えていくか、そこも今後は重要になると思います。ヤマサ醤油は歴史ある会社ですが、業界で初めて有機大豆に着目した『有機丸大豆の吟選しょうゆ』や醤油の劣化に注目した『鮮度の一滴』など常に新しい挑戦も続けてきました。携わらせてもらったプロジェクトもそんな新たな挑戦のひとつでもあり、その一員になれたことは責任も大きいですが、大きなやりがいを感じます。