社員を知る

アイデアからデザインまで、
商品企画に一貫して携われる

N.Hさん

営業本部 マーケティング部 商品企画室
2017年入社
専攻分野:海洋応用生命科学系修了

BtoCの食品・化学メーカーに絞り、大学で学んだことが業務に活かせる研究開発職を志望。マーケティング部への異動も視野に就活し、ヤマサ醤油に入社。開発職を経験し現在はマーケティング部で活躍。

商品企画室では新商品のアイデアやコンセプト立案からパッケージデザイン作成まで商品企画に携わるすべてを行っています。私はその中でも家庭用商品の担当です。年に2回、春夏と秋冬に新商品を発売します。新商品はまず、アイデアを考えることから始まります。その後、マーケティング部の中で相談を重ね、どういう商品にするかというコンセプトを作成していきます。味づくりは製品開発室が設計をしますが、相談をしながら試作を重ね、理想の味を一緒に追求していきます。商品のネーミングやブランディング、商品を魅力的にみせるためのパッケージデザインも外部業者と協力しながら作り上げていきます。新商品発表の時期には、流通業のお客様などにご来社頂き、プレゼンテーションを行います。

異動して1年目に立ち上げた「饂飩(うどん)気分」

ここ数年、市場では混ぜるタイプのめんつゆが激化する中でヤマサ醤油の「明太子まぜ麺」がスマッシュヒットしました。この商品は異動前に製品開発室で私が味づくりを担当したもの。好評だったため、「明太子まぜ麺」を軸にシリーズ化をすることが決まり、異動後にすぐ担当となりました。まず、冠ブランド名とシリーズラインナップを検討し、その後、全体デザインの検討に入りました。冠ブランド名は検討を重ね、文字・響きも考慮して「饂飩気分」に決定。味種ラインナップについても、トレンド感を得ながらありそうでなかったものを検討しました。

新たな常識となる、大ヒット商品を作りたい。

「饂飩気分」は包材にも気を配り、店頭で使い勝手のいいカートンの導入にも挑戦。無事、発売を迎えて社内発表、来社プレゼンとお披露目をしていきました。資料作りもプレゼンも不慣れでしたが、味づくりのこだわりや裏話も交えながら今回のシリーズ化を伝えると、好反応を頂き、細かい部分までこだわって良かったと思いました。今後は「鮮度の一滴」や「昆布つゆ」のような大ヒット商品をつくり、世の中の新たな常識となるようなカテゴリを作りたい。常にアンテナを張り巡らせ、ヒットの兆しをつかみたいと思っています。

自己評価する入社後からの成長度

入社時

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成長を実感

成長点数:7点、理由とキッカケ

成長のきっかけは入社2年目の時に担当した、技術的ハードルの高い商品の試験を何度も実施して上市できたことです。最近はアイデアをうまくアウトプットできないもどかしさを感じています。インプットを増やすことと、アウトプットの引き出しを増やしていきたいということから7点としました。

ある1日の流れ

  • 9:00

    出社、メールチェック

  • 10:00

    来社プレゼン 新商品のプレゼンテーションを実施。

  • 12:00

    お昼ご飯(試作品の試食をすることもあり)

  • 13:00

    社内会議

  • 15:00

    広告代理店と打合せ

  • 16:00

    デザインの確認

  • 17:00

    メール返信・新商品のアイデア検討

  • 18:00

    話題の外食店に調査へ