社員を知る

私たちにとっての喜びは、
「おいしい」の声を聞くこと。

R.Iさん

営業本部 業務用3課
2009年入社
専攻分野:食品科学工学科卒

学生時代は生姜の研究を行っていた。研究開発には固執せず。就活中から業務用営業も志望。開発部門で経験を積んでから営業を行うことができるところに惹かれて入社。

私が行っているのは、業務用にヤマサの製品を使っていただいているお客様への営業活動です。いちばん身近なところでは、レストランや居酒屋の厨房ですね。そうした外食産業のお客様には、メニューの提案を行うこともあります。
営業を始めて2年目の夏。北関東で展開する居酒屋チェーンに対して、冬の新メニューを提案しました。女性客を取り込むためにエスニック風の鍋を考案したのです。お客様へのプレゼンを兼ねた試食会では、エプロンをしてメニューの説明を行いましたが、あまりよい反応が得られません。ところが、帰社して反省会を開いていると、採用の通知が届いたのです。とても驚きましたが、喜ぶのはまだ先。お店を訪れた人たちが「おいしい」と言ってくれるまで、営業としては気を抜けません。

仕事で学んだこと

社内外を問わず、仕事をする上でコミュニケーション能力はとても大切だと感じました。コミュ二ケーション能力とは、流ちょうに営業トークができることではありません。うまく話せなくてもいいのです。きちんと相手と向き合い、礼儀正しくすることを心がけていれば、かならず周囲の先輩たちがその姿を見ていてくれます。そして困ったときに、手を差し伸べてくれるでしょう。このように普段、どんな態度で人と接しているかによって、周囲の反応は大きく変わるものです。その結果が、営業成績に出てくるのです。
コミュニケーション能力に自信がない人へアドバイスを一つ。まずは相手に関心を持つことです。仕事は一人ではできません。先輩や同僚、お客様にどんどん関心を持ちましょう。

私の新人時代

新人の頃は製品開発部門で2年を過ごしました。ヤマサがどのような昧作りをしているのか、そうしたことをしっかりと学んでから営業活動を始められたので、とてもよい経験だったと思います。
ヤマサでは外食チェーンや食品メーカー向けに、オーダーメイドしょうゆを製造しています。新人時代の仕事はそのサンプルを作ることでした。毎日それを続けることで、さまざまな味の違いを判断できるようになるものです。いまでも外食すると、甘さや辛さを表す五角形のレーダーチャートが頭の中に浮かんできます。