社員を知る

プロとしての誇りを感じる仕事。
海外で新しい味をヒットさせる。

M.Iさん

YAMASA CORPORATION U.S.A. Dallas Office
2004年入社
専攻分野:理工学部応用生物学科卒

学生時代にプリンター販売のバイトで営業職の面白さを知る。就活は食品メーカーの営業職で開始。ヤマサの会社案内に書いてあった「理系の知識を活かせる営業」に興味を持ち入社。

入社後、製品開発室(現特注品開発室)、営業本部、特販事業部に配属し、2011年に海外営業としてロサンゼルスに赴任しました。当時アメリカにはオレゴン州セーラムに醤油工場、ロサンゼルスとニューヨークに営業事務所がありましたが、アメリカ南部にも営業事務所をつくろうという話になり、2014年にアトランタに事務所を開設し、着任。その後、テキサス州の市場が大きくなってきたため、2017年6月にダラスに事務所を移し現在に至ります。担当エリアはアメリカ南部からメキシコ、チリ、コロンビアなど中南米で、加工ユーザーやレストランなどに提案営業をしています。ここ数年、アメリカでも特注品の開発ができるようになり、海外技術営業の仕事も開始しました。こんなたれを作って、こんなメニューをつくろうという提案ができるようになり、お客様とのリレーションシップが深くなっています。

お客様とwin-winの関係を築く

日本とアメリカの商習慣の違いは、取引先との関係にあります。日本では「お客様(取引先)は神様」というところが多いですが、アメリカは対等の関係です。できないことはできないと言っていい。これなら出来るということを伝えることが大事です。また、人種が多様なので信用をしてもらうことも大事です。そこで心掛けているのがwin-winの関係です。あるお客様からたれを作りたいと特注品のオーダーを頂きました。早速、社内の開発担当と打合わせをし、サンプルを提出。お客様と味のディスカッションをして、改良。再度提出という流れを繰り返します。こうしたやりとりをすることでお客様との接触機会が増え、いい関係になります。そして、求めていた商品が出来ればお客様もヤマサもハッピーになる。win-winの関係です。現在、スリラーチャをはじめとしたアジアンフレーバーがアメリカで浸透。チェーン展開の飲食店やスーパーのバックヤード向けなどからの特注品の依頼も増えており、ビジネスチャンスは広がっています。

意欲があればチャレンジできる会社

これから入社をする人に伝えたいことが2つあります。1つは技術営業の楽しさ。「味づくり」が出来るということです。お客様の新商品開発に携われて、食べることが出来た時の喜びは格別です。ましてやヒット商品になれば尚更です。技術営業はプロフェッショナルになれるやりがいもあります。味に対する取引先の言葉をうまく翻訳して、方向性を見極め、開発担当者に伝えられるようになれば一人前です。海外へ行く前に国内で学べば、どこの国でもプロの技術営業として活躍できると思います。もう1つはヤマサの社風です。自分はこうなりたいという意欲があればスキルアップできる会社です。年に1回自己申告制度というものがあり「5年後、10年後こうなりたいからこの部署に行きたい」と希望を自由に書けます。私は海外に行きたいと3年間申告し、チャンスをつかみました。常にレベルアップをしたいという方を応援してくれる会社だと思います。