部門長からのメッセージ

生産管理・品質管理職

伝統の技と最新の調合・充填技術を駆使
食の名バイプレイヤー “醤油” “つゆ・たれ”を一緒に作りませんか。

取締役 製造本部長

岩切 拓美

醤油の原料は大豆、小麦、塩と水と非常にシンプルです。この原料からうま味の豊富な醤油を醸造するためには麹菌・乳酸菌・酵母などの微生物の力と熟成の時間が必要です。この微生物の働きをコントロールしておいしい醤油を作る工程は醸造技術者の腕の見せ所です。
昆布つゆ、昆布ぽん酢などの加工調味料の製造では昆布や鰹節からおいしいだしを抽出する技術や調合ノウハウがヤマサの財産です。
消費者の皆さんに商品を常温保存でお届けするために醤油や調味料を殺菌して容器に充填し、安全を保つ技術も必要です。
また、製品を作り出すためにはこれらの工程を直接管理する技術者だけでなく、設備の設計や保全、エネルギー・環境や安全管理など工場を支える技術者も必須です。
工場ではこのようにいろいろな役割の社員が協力し、大きなチームワークの下で連携してモノ作りがなされています。

これら多様なメンバーが力を合わせる工場には様々なバックグラウンドを持つ技術者がいます。
そこでヤマサでは理系全般で学卒・院卒の新メンバーを必要としています。理学・工学・農学・水産学など生物系はもちろん、化学・機械・電気・建築など工学系など専門分野は問いません。学校で学んだ専門知識をベースに入社後1~2年ほどかけて必要な知識・経験を身に着け持ち場についてもらうことを計画しています。
食べることが好きで、おいしいものを自分の大切な人や多くの消費者にお届けするために汗を流せる仲間を求めています。

あなたもヤマサの“ものづくり”に参加しませんか。

 

品質、食品安全の専門家集団を目指す品質保証部、その道のプロを目指す方、応援します。

取締役 品質保証1部長

高村 大志

食品の安全を含む品質を保証する仕事は、従来は、主に製品を分析して規格値を満たしているかどうかを確認することにありましたが、現在は、ある意味、ヤマサ醤油全体での仕事のあり方が、品質、食品の安全を担保できる仕組みになっているかどうかを確認する仕事になっています。
この品質保証、または食品安全の仕組みは、国際規格(標準)が存在し、ヤマサ醤油の仕組みもそれらを基に構築されています。この他にも食品を製造・販売する者が、守らなければならないものとして、法律・規則、業界のルール、お客様からの要求(例えば、原料の産地や非遺伝子組換え、宗教認証 等)などがあります。
品質保証部は、それぞれ専門化し、手分けして、ヤマサ醤油の仕組み、もしくは行われた仕事に問題がないか、もしくは決められた仕事が妥当かどうか、を確認しますが、その方法は、分析によって新商品の規格値や製造プロセスにおける作業の妥当性を確認する他、記録によって決められた仕事が行われているかを確認していく場合もあります。
また、その対象も社内だけではなく、原料、資材メーカー、製造・加工委託先、等のパートナーへも及びます。各パートナーへ働きかけて、ヤマサが求める食品安全、品質を保証できる仕組み作りに貢献します。
もちろんこれらの仕事は、品質保証部単独では達成できませんので、関連する部署と協力、協働して行う事になりますが、そのためにも他部門との日頃のコミュニケーションが重要になります。
この様に、品質保証部員は、検査・分析技術の習熟だけではなく、食品安全、品質という切り口ではありますが、会社全体の仕事を知っていただく必要があります。

したがって、分析大好き人間は勿論のこと、法律や規則または国際規格等の専門家になって、開発部門や製造部門へ指導・協力できる、いわばコンサルタントのような仕事に興味がある方に是非、加わって頂きたいと思います。