部門長からのメッセージ

食品営業職/食品技術営業職

「食」を通して感動の輪を拡げる

取締役 営業本部長

釜谷 明

美味しい料理、食べたことのない料理に対し、感動を覚えたことがあると思います。たくさんの人にこの感動を届けるのが我々の仕事です。どんなに素晴らしい商品があっても、それを拡げる手段、方法がなければ、世の人々は知ることができません。知る場面も人により、時代により様々です。家で調理をすれば、そこに直接醤油、つゆなどが使われます。弁当や惣菜、冷凍食品を買ってくれば、その味付けに醤油、つゆが使われています。外食をすれば、やはり味付けに醤油、つゆが必要になります。このようにあらゆる場面で調味料というものは必要とされており、我々の商品は形を変えて世の中に届いています。調味料を一切使わずに、肉や魚を食するということは味気ないものです。素材によっては塩や胡椒だけでも十分美味しいものもあります。ただそれが毎日では飽きてしまいます。そこに変化を付けるのが我々の仕事になります。単に飽きさせないどころか、感動してもらう、非常にやりがいのある仕事です。

感動をしてもらうために、我々は情報を大切にしています。世の中のトレンド、流行っている外食店、流行り出した料理。食に関してはもちろんですが、取り巻く環境に関しても敏感です。世代別に何に価値観を見出しているのか、健康?環境?それにより購買意欲の高まるものが異なってきます。情報を捉え、企画立案し、顧客への提案を行う。我々の営業スタイルは単に商品を持って顧客を訪問する仕事ではありません。相手の立場になって考え提案を行います。小売であれば、調味料の棚の配置をどのようにすればお客様が商品を探しやすいか、外食であれば注文したくなるメニューとは何であるかを一緒に考えます。加工メーカーの開発担当者が相手であれば、研究所で深く勉強した営業担当者が加工適性を提案するということもあります。多様化するニーズに応えるべく、様々な経験を持った営業担当者が必要になり、それを我々は求めています。

料理に国境がなくなった今、和食、中華、洋食の融合で、体験したことのない感動的な味付けができるかもしれません。そこに年齢や経験は関係ありません。必要なのは食に対する情熱です。食への飽くなき探求心を持って、是非一緒に新しい味を創作し、拡げていきましょう。