ヤマサ醤油は、醤油食品から医薬化成品・診断薬に至るまで幅広い分野の事業を手掛けており、各事業で求められる人材の専門性が大きく異なるため、採用も分野別、職種別を基本としています。一方で、全社を対象とするコーポレート部門として経理・総務本部があり、その職種内容は“人事、会計、経理、企画、総務、法務、システム、購買”というように多岐に亘ります。また、所属している社員は、事務系、技術系双方の出身者であることにとどまらず、学問的バックグラウンドも広範囲に及びます。各人の適性や希望を踏まえて、上記各分野の職務に専門家として取り組んでもらっていますが、視野を広げてもらうための本部内異動も可能な体制をとっています。

ヤマサ醤油は、業歴の長い会社ではありますが、“伝統とは革新の連続である”と標榜しているように、各事業部門において変化を恐れず新たな挑戦を実践してきた歴史があります。従来からのやり方に縛られることのない新鮮で柔軟な発想こそがその原動力であり、これはコーポレート部門のスタッフにおいても益々求められる資質となってきています。

コーポレート部門のミッションというと、管理業務や日々の堅確な事務処理に加えて、業務改善や効率化の推進というようなイメージが一般的にあると思いますが、現下のような変化の激しい時代においては、もはやそれだけでは十分ではありません。社会の変化にいち早く気づき、会社として必要となる新たな仕組みを構築することや、従来からのやり方をゼロベース思考で見直すことのできるクリエイティブなパフォーマンスが求められています。

コーポレート部門においても“伝統とは革新の連続である”を自ら体現し、システムやAIでは代替できない“人間だからこそ付加価値を提供できる仕事”に率先して取り組んでくれる仲間を求めています。