ヤマサ醤油の4つのテーマ

伝統

商標に加えられた、「上」の字の意味は?

初代濱口儀兵衛が、しょうゆ発祥の地である紀州(現在の和歌山県)から銚子に渡り、ヤマサ醤油を創業したのは1645年(正保2年)のこと。漁師として大成功をおさめ銚子外川港を作った、同じ紀州出身の崎山次郎右衛門に刺激されて、銚子での商売を始めたのではないかといわれています。以来、360年以上にわたり、ヤマサ醤油は銚子の地で品質の高いしょうゆを作り続けてきました。

現在もヤマサ醤油のロゴマークとして使われている山笠の商標に、 「上」という字がデザインされていることにお気づきでしょうか。これは1864年、江戸幕府から品質に優れたしょうゆとして「最上醤油」の商号を受け、その証として加えられたものです。この商標に恥じぬよう、私たちは品質の高いしょうゆ作りの伝統を守ってきました。その伝統は、作り方を変えないことではなく、よりよい品質を追い求めることです。これからも私たちは、この伝統を守り続けます。