技術系職種 小川 裕也 | このサイトは、ヤマサ醤油株式会社の採用サイトです。

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技術系職種

世界トップクラスの企業で
最新の研究ができる喜び

医薬・化成品事業部 薬品化学研究室
2018年入社
専攻分野:理工学研究科化学系修了

小川 裕也

小川 裕也

①大学院時代の有機合成化学の研究が活かせること。②研究職採用であること。③原薬や製薬関係の人の健康に関係するものづくりができること。この3つに該当したのがヤマサ醤油でした。

薬品化学研究室の業務は主に医薬品原薬や原料・中間体の製法開発です。私は有機合成を基盤とした核酸関連化合物の合成研究などの基礎研究をしています。また、大学との共同研究や企業からの受託合成の案件、他部署からの依頼分析も行っています。もともと大学院時代に天然物の全合成研究を行っていたので、入社後は核酸関連化合物を取り扱うことになり、大学院時代の知識を応用して、さらなる有機合成や分析方法の向上を行ってきました。現在はmRNAの原料となる修飾核酸関連化合物の製法開発を担当しています。ヤマサ醤油は核酸の分野における研究開発、生産技術、品質は世界でもトップクラスの定評を頂いており、世界でも数社しかない核酸関連製品の供給企業の1社です。そうした企業で最新の研究ができることに喜びを感じています。

研究者だからこその責任と誇り。

小川 裕也

入社して印象に残っている仕事は製造を見据えた合成法の改良です。大学で行う合成研究では使う試薬などの制約がほとんどなく、目的物を合成できれば問題ないのですが、製造を見据えた合成法を開発する際には、作業者の安全性や操作のしやすさを考える必要があります。どうやって安全かつ効率的に合成するのか、文献情報や自分のアイディアを取り入れて実際に手を動かしますが、思うようにいかないことも多々あります。しかし、研究者としてここで止まってはいけない、と常に試行錯誤を続けています。

様々な背景を持つ人に伝わるように。

小川 裕也

会社では多くの人とコミュニケーションをとりながら、実験はもちろん実験以外の業務をこなす必要があります。その1つ、書類や報告書の作成は個人的には課題です。ヤマサ醤油 医薬・化成品事業部内には、合成系研究室と生物系研究室があります。薬学系の大学出身だと細胞試験をやっていた人もいて、学んできた背景が幅広く、知識レベルがまったく違います。そうした様々な背景を持つ人に書類や報告書でどうやって分かりやすく伝えるか。上長に相談をして、文書をチェックしてもらうなど試行錯誤をしていますが、常に苦労をしています。

小川さんが自己評価する入社後からの成長度

入社時
成長を実感
入社時
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成長を実感
成長点数:8点、その理由とキッカケ

知識面では今まで扱ってこなかった核酸関連化合物や実験機器を使いこなすことが出来るようになりました。社会面ではアサーティブコミュニケーションや会議におけるファシリテーションの重要性を認識することができ、少しずつではありますが、実践しています。こうしたことから8点としました。

薬品化学研究室 小川さんのある1日の流れ

8:00
出社、メールチェック
9:00
実験(前日に仕込んでいた反応の後処理と分析)
12:00
食堂でランチ
13:00
実験、会議、デスクワーク(提出書類の作成、会議資料の作成)
17:05
業務終了

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