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女性社員座談会 女性社員座談会

様々な部署で活躍をする女性社員に
入社動機や女性だからこそ活かせる仕事内容、今後のキャリアなどを語ってもらいました。
会社に改善してほしいところという質問には本音が飛び出し、
女性社員同士で語り合う場が必要ということを改めて認識した有意義な時間になりました。

星野 美沙子

星野 美沙子 2006年入社
マーケティング部 企画
法学部 消費情報環境法学科卒業

松井 友子

松井 友子 2017年入社
医薬・化成品事業部 営業
教養学部 アーツ・サイエンス学科卒業

尾島 汐海

尾島 汐海 2018年入社
診断薬基礎開発室 研究開発
理工学研究科 生命科学系専攻修了

嶽山 悠来

嶽山 悠来 2018年入社
商品開発部 製品開発
海洋科学技術研究科 食品流通安全管理専攻修了

QUESTION 01

ヤマサ醤油への入社動機を教えてください。

女性社員座談会

星野:学生時代『昆布ぽん酢』を使ったときに“こんなおいしいポン酢があるのか”とびっくりしたんです。それを就職活動の時に思い出して、ヤマサ醤油に興味を持ち、幸いなことに内定も頂けました。その後、何社か内定を頂いてヤマサ醤油は断ろうと思いつつOG訪問をしたんです。すると、会う人会う人、とても話しやすくて優しい方が多く、一緒に働きたいと思い入社を決めました。

尾島:私は就職活動をする中で診断薬業界を希望するようになり、その中でヤマサ醤油が診断薬を開発していることを初めて知ったんです。診断薬業界では色々な会社を受けましたが、ヤマサ醤油の面接官と話をした時が一番話しやすく、一番自分のことを伝えられたと感じました。その感触があった後に選考通過の連絡を受け、「選んでもらえるならここに入社したい」と思ったのが決め手です。

松井:私は英語を使って海外とやり取りできる仕事を探しており、登録をしていたエージェントからヤマサ醤油の化成品課の営業を紹介してもらいました。そこで、しょうゆで有名なヤマサ醤油が食品以外の異なるビジネスを持っていることに興味を持ったんです。採用ホームページを見ると若手でも早くから海外顧客を担当できると知って魅力に感じました。

星野:松井さんの話を聞いて思ったのは、学生の方は、大手の中の1部署と、うちみたいに「えっ、ヤマサ醤油ってそんなことをやってるの?」という意外な会社と、2つの選択肢で今後は悩むのかなぁと思いました。松井さんが話をしたように、ヤマサ醤油が化成品を扱っているということはあまり知られていないし、担当している人数もそれほど多くないけど、少数精鋭だからこそ責任もって早くから海外の仕事ができるとか、そういうことをアピールするのが学生さんの参考になるなと思いました。

星野:それと私見ですが…。女性は人生の中で仕事に没頭できる期間って、男性と違ってちょっと短いような気がして。結婚までは大差なくいけるんですけど、結婚して子供ができて第1の壁というか…。復帰できたとしても、もう一人産むとなると第2の壁とか。そういうのがあるので、早いうちから自分のやりたいことができるのは、ヤマサ醤油のメリットだなと聞いていて感じました。

松井:あと思ったのが、大学時代は英語を頑張っていたとか、留学していたという人でも入社5年後とかに海外営業に就けたとして英語を忘れちゃうと思うんです。海外営業になれて海外に駐在できるレベルまで英語を勉強し続けられる人って、おそらくそんなにいないと思うので、若手でも早めに行けるのがいいかなぁと。

星野:ちなみに松井さんは、入社何年目から海外に出張しましたか?

松井:出張は入社1年目でしたね。2月か3月頃だったと思います。

星野:それは他社に比べてもかなり早いですよね?

松井:かなり早いと思います。

星野:ありがとうございます。では嶽山さん、お願いします。

嶽山:私は小さいころから生物と食が好きで、その関係で大学も選んで、食や微生物に関する研究をしていました。就職活動は食品会社に絞り、その中でヤマサが研究職を採用していることを知りました。ヤマサ醤油では早くから担当を持って製品開発ができるという話を聞き、自分がつくった製品が世に出てくというのは面白いなぁと思って入社を決めました。他社だと総合職の括りで採用し、技術職の中からどの部署にいくかわからないという話もあって。私の専攻だと面接では「開発よりも品質保証や検査関連の方をやってくれませんか」と言われることが多くて…。でも面接では「はい」としか…。

星野、松井、尾島:ふふふふふ(あるある、な笑い)

嶽山:言えなかったんですけど…(笑)。だから、確実に製品開発ができるというのが、ヤマサ醤油に入る決め手になったと思います。ただ、最後、ちょっとぐらついたのは、勤務地が銚子というのが、ちょっと…。

星野、松井、尾島:わかります(笑)

嶽山:“私、ここに住めるのかな?”って思っていましたが、実際に銚子に行って懇親会で先輩と話をして、休みの日にみんなで遊んだり、「東京には『しおさい(JRの特急)』1本で行けるよ」と聞いて、入社を決めました。懇親会の影響って意外と大きかったなぁと思います。

星野:やっぱり実際に働いている人に話を聞くのがいいですよね。銚子には慣れました?

嶽山:だいぶ慣れました。3年目になって車を購入したら、車を持っていない同期や先輩に運転手にされていますが(笑)。それと、銚子は入社後に最初に住む寮が駅にも会社にも近くて。出社の30分前に起きても間に合う(笑)。

星野:確かにそれはありますね。会社と寮と駅が3角形みたいな感じ。東京支社勤務だと満員電車通勤でけっこう大変なので、銚子はそういうメリットがあるかもしれないですね。

QUESTION 02

現在の仕事内容と女性だからこそ活かせることを教えてください。

星野:私は営業職から、マーケティング部に異動して半年なので、日々勉強なんですけど、現在は、営業が提案時に使用する資料の作成や提案するメニューを料理担当のスタッフと検討したりしています。また、若手の営業社員を対象に、新規訪問した際の商談内容を確認し、アドバイスを行うロールプレイング研修を行うなど、様々な仕事を行っています。主に営業のサポート全般をしています。

松井:医薬・化成品事業部では、核酸関連化合物を医薬品の原薬や栄養補助用の食品添加物、化粧品原料として製造販売しています。私は国内外に核酸(RNA)を自社で分解して製造したヌクレオチドを主に食品添加物、化粧品原料として販売しています。年に4、5回海外出張に行っています。コロナ禍ですので今は海外出張がありませんが。女性だからこそ、ということは特にありませんが、化粧品原料として販売する際に化粧水と乳液の違いなど、多少の周辺知識があるので、その点は理解しやすい部分はあります。

星野:女性だから…というのを挙げるのは難しいですよね。

尾島:診断薬基礎開発室では、体外診断用医薬品の開発を主に行っています。女性だからこそ活かせるといったことはあまり感じません。逆に言えば、性別関係なく成果が出せる職場だと思っています。

星野:話を聞いていて思ったんですけど、営業職時代に外食産業のお客様に若い女性をキーワードにしてメニューを提案すると、男性の上司と私が同じメニュー提案をしても私の方がお客様に響くんですよね。それは今思えば、女性ならではだった気がします。いま子供を産んで30代半ばですが、30代・40代の子育て世代というのもファミリーレストランではターゲットになっていますし、マーケティング部でファミリー層向けの裏付けデータを説明するときも説得力が増してる気がするのを最近感じました。それが、女性ならではですかね…。

嶽山:私は製品開発室でヤマサ醤油のNB(ナショナルブランド)品の開発をしています。まずマーケティング部から話が来て、そこからどういう味にしていくかをマーケティング部の方と相談しながら、サンプルを作ってやり取りをします。サンプルは少量で作っていますが、それを現場の大きなラインでも作れるように、様々な課題を想定し、1つ1つ解決しながら現場に落とし込むという流れです。新製品の発売時期は7月と1月なので、その直前の6月や12月は工場での製造になり、忙しい日々を送ります。でも、自分がつくったものが店頭に並んでいるのはうれしいです。最近は開発側からも「こういう市場だからこんな商品は?」とマーケティング部に意見をいうこともあり、入社前にイメージしていた開発の仕事ができています。自分の意見が通って、味を作って、商品として発売されると、友達に「これ食べてみなよ」とか言っちゃったり、実家に帰って家族とスーパーに行くと「これ買って」と、かごの中に入れちゃったりしますね。

嶽山:私の部署は半分以上が女性なのは配合の細かい部分や料理とかの試作もするからかなと思いましたが、男性でも上手い方はいるので関係ないですね(笑)

星野:ヤマサ醤油は料理好きの男性が多いですよね。

嶽山:ただ、育休から復帰した女性の先輩に味見をしてもらって「お母さんたちはこれ選ばないかも」という意見を聞けたりすると、女性ならではというか、違いはあるのかなと思いました。

星野:私が入社をした時は出産をして復帰している女性はいなかったので、自分が将来どうなるかが想像つかなくて。でも今は増えてきているので、これからもどんどん増やしていかなければいけないです。

尾島:実はヤマサ醤油への就職活動でも対応してくれる方が全員男性なので少し不安に思い、最終面接で「女性の登用についてはどうお考えでしょうか」って質問しました。

星野:すごいね

尾島:当時、「ヨーロッパの営業で活躍しているトップは女性だよ」ということで、まぁいいかと(笑)。

星野:これから入社する人たちが出産後も復帰して、いろいろなパターンで活躍するようにもっとなるといいなと。

現在の仕事内容と女性だからこそ活かせることを教えてください。

QUESTION 03

ヤマサ醤油の女性ならではのうれしい制度を教えてください

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星野:女性ならではの制度はあまり思いつきませんが、旅行補助制度がとても良いと思っています。この制度は旅行などに行く時に社員が3名以上集まれば、年1回1人あたり1泊1万7000円を会社が補助してくれるんです。3年分を貯めることができ、2泊以上宿泊する場合は最大3年分(1万7000円×3)の補助も可能です。これ、社員3名というのがポイントだと思っていまして、2名だと、うちは旦那もヤマサ醤油の社員なので、夫婦で利用できてしまうんです。たぶん、それを防ぐために3名にしているんだろうなと個人的には思っています(笑)。なので、私と旦那と1人同期を誘えば3名になるので、仲が良い同期とキャンプや旅行で利用しています。今年はコロナで使えていないのが残念です。

嶽山:3名以上というのがいいですよね。同期や先輩と遊びに行けるので。ただ、このご時世(コロナ禍)なので、期間限定もいいので1名でも補助を出してほしいと思いました。

星野:その考えは面白いですね。期限が3年ありますけど、それを延長するとか。

尾島:私も旅行補助制度はすごくいいなと思います。私はテニス部に入っているのですが、合宿などで制度を利用しています。テニス部は新入社員から上層部まで幅広い部署の部員がいるのですが、補助が出ることで、年齢や部署に関係なく交流できる機会に参加しやすくなるのでありがたいです。それと今はコロナ禍で人と話す機会が少なくて…。密を防ぐために社内食堂も時間を分けて食事を行う体制なので、違う部署の人と話す機会が少なくなりました。
なので、部活に入部していてよかったと思います。

星野:他社だと社員旅行があるとか聞きますが、ヤマサ醤油のいいところは“これなら行きたいなぁ”と思える所に補助制度が使えるので、行きたくない旅行に無理やり行く必要はなく(笑)、自分が行きたい旅行に補助してもらえるのはメリットですよね。

松井:私も営業本部の同期と仲が良いので、しょっちゅう旅行に行って利用しています。それと金額は少ないですが、スポーツ補助制度もあるので、ハイキングなどの時に旅行補助制度と合わせて使うと更にお得な感じですね。

星野:スポーツ補助制度、利用したことがなかったです。

松井:ゴルフなどでも利用してる人もいますし、“上高地を歩く”とかでもいいみたいですよ。
皆さんご活用ください(笑)。

松井:あと、お聞きしたかったのは産休・育休制度ってどうなんですか?

星野:ヤマサ醤油でも取得する人が増えてきたので、取りやすい雰囲気だと思います。復帰も割とすんなりというか、いじめられることなく復帰ができます(笑)。

嶽山、松井、尾島:ふふふふ(笑)

星野:産休・育休は取りやすいので、ばんばん取って、ばんばん戻ってきてほしいです(笑)。

嶽山:産休・育休・育児時短勤務等はうれしい制度ですよね。女性に限らず、男性も育休・時短勤務等を活用する人が増えています。他にもいろいろと制度がありますが、きちんと活用ができるので、安心感はあるかと思います。

松井:私の部署でも時短勤務は産休・育休から戻ってこられた女性はもちろん、男性も取っています。

星野:すごい

松井:男性でも取りやすくなっているんだなぁと感じていて、変わってきたのかなと実感しています。

QUESTION 04

ヤマサ醤油に改善してほしいところはありますか?

尾島:今は世界的にこのような状況下(コロナ禍)なので、東京支社はテレワークを導入していますよね。でも銚子の工場はさすがに厳しいので、せめてフレックスタイム制とか採り入れたらいいのではと思っています。働き方のバリエーションが広がりますよね。

星野:そうですね。コロナ禍でテレワークが一気に加速しましたが、コロナが終息しても継続してほしいと思います。子供が小さいうちは、とにかくよく体調を崩すので、業務の内容によってはテレワークも併用できると効率が上がるのではないかと思います。

松井:医薬・化成品事業部は週2~3回出社ですね。東京支社の部署はテレワークの比率が高めになっていますね。

嶽山:商品開発部もテレワークを導入していますが、結局出社しないと試作もできないし、原料・資材メーカーとのやり取りも必要になるので、家では事務作業しかできなくて。そうすると出社をした時に忙しくなってしまうので、そのあたりをもっと、臨機応変にできればと思っています。

星野:確かに商品開発部は現場に行かないといけないから、一概にテレワークというのも…

尾島:うちの部署も厳しいと思いますよ。

星野:銚子は厳しい部署が多いですよね。

尾島:だからフレックスタイム制を導入するのがいいのでは、と思って。

星野:そうですよね。テレワークは厳しくてもフレックスタイム制で不公平感が薄まれば…。

ヤマサ醤油に改善してほしいところはありますか?

QUESTION 05

今後のキャリアを教えてください。

星野:産休明けでマーケティング部に配属になって約半年なので、もっと仕事を勉強したいと思っています。今後は、営業のサポートをもっと強化できないかと考えていますね。プレゼンにしても、事前の準備やコーディネートをある程度してあげる事で、営業担当者はもっとプレゼンに集中できるのではないかと思います。

松井:私はキャリアとまで言えませんが、現在ヌクレオチドの機能性評価を行っていますので、結果がまとまり次第、新規提案・市場開拓を進めていきたいです。

尾島:現在は研究開発を行っていますが、それだけでは視野が狭い部分もあるかと思いますので、将来的には営業や製造など他の部署も経験して、診断薬が市場でどう求められているか営業から製造まで一連の知識を身に付けて開発職のスキルアップに繋げられたらいいなと漠然と考えています。

嶽山:商品開発部は私が入社してから、他部へ異動した女性がいないんです。なので、今後のキャリアのイメージがわかないなってところがあります。

星野:自己申告制度という仕事に対する満足度やこれからチャレンジしたいことを上司に通さずに直接会社に伝えられる制度はありますが、もう少し、今後のキャリア形成とか、ざっくばらんに話ができる場があるといいですよね。

QUESTION 06

ヤマサ醤油へ入社を希望している学生へメッセージをお願いします。

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尾島:ヤマサ醤油の軸は当然「しょうゆ」ですが、長い歴史の中で診断薬や医薬・化成品といった一見関係がない事業も育ててきた会社であり、変化を受け入れて成長していく会社です。一緒に新しいヤマサ醤油を築いていける方に入社して欲しいと思います。

星野:ヤマサ醤油は色々な事にチャレンジさせてくれる会社だと思います。営業職の時は、昆布に美容成分が含まれているので、エステチェーンに新規訪問したり、スーパー銭湯に昆布風呂を提案したりしたこともあります。営業だからといって、スーパーをまわるだけではなくて、新しい分野にも行けるので、発想の転換ができる人はヤマサ醤油には合うのかなと思います。

松井:ヤマサ醤油は会社規模としては大きくはないですが、だからこそやりたいことがあればチャンスも巡ってきやすいと思います。また、様々な部署とコミュニケーションがとりやすく、情報交換がしやすいのも良い点だと思います。営業職はお客様と社内の窓口になりますので、社内外問わず広い視野を持っていろいろ勉強ができます。

星野:確かに他の部署との距離は近い気がしますね。

嶽山:ヤマサ醤油は歴史の長い会社ではありますが、入社してからこれまでに色々と変えていこうという姿勢があるのを感じています。会社として今後も進化していくと思うので、私も挑戦しなきゃと思いますし、一緒にチャレンジしてくれる人が入社して頂けたら、刺激にもなるなと思っています。

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星野 美沙子
松井 友子
尾島 汐海
嶽山 悠来
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